週刊あはきワールド 2018年10月24・31日合併号 No.591

阿是指圧による体にある4つの首の治療 第14回

手首の治療

~その1 基本の上肢(腕)の操法~

日西指圧学院 小野田茂 


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手首をレクチャーするにあたって

 4つの首の1)足首、2)首の首(頚部)の2つのレクチャーが終了しました。

 今回から3番目の手首のレクチャーを始めます。私の学校では、基本的な体全体の治療ポイントそして治療順番を最初に教えます。生徒たちは、授業でのレッスンで基礎を習い、その練習を繰り返すことで、患者さんとの本番に備えるわけです。

 背部や下腿の指圧の反復練習は結構するみたいですが、どういうわけか、上肢(腕)の指圧の練習は少ないようです。頚部、背部の治療の補助として、またメンタル系の疾患の治療において、そして五十肩(肩関節周囲炎)を筆頭に肩関節障害の治療には欠かすことができない上肢(腕)の指圧ですが、誠に持って腕の部位の練習回数が少ないのは事実のようです。

 実際、下腿は、頭寒足熱,上虚下実、そして経絡においては、肝腎要の肝経、腎経といった重要経絡が走行していますし、下半身の筋肉の働きが、心臓の機能を補助しているという事実もあってか、かなりの反復練習が生徒の間では行われているようです。

 上肢(腕)となると細かい筋肉が多く、それに伴い複雑な作用(動き)があるので、どうしても勉強するには奥行きが深すぎて、腹部と同じように最後の最後まで入り込みたくない部分なのかもしれません。

 この4つの首の1つ手首は、確かにどこまで説明してよいのか正直、疑問が残る部位です。

 こんなこともありこの際、肩甲骨の周辺の筋肉から手の先までといった広い範囲の上肢(腕)の外側を勉強をして最後に手首という形で4つの首の一つをレクチャーしたいと思います。

 経絡の走行、筋肉の作用、関節間の障害、ストレッチと解放。さまざまな圧の角度等、あくまで治療師の観点からの実践を重視したレッスンをレクチャーしていきます。 

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