週刊あはきワールド 2018年11月7日号 No.592

地域・家庭医療としての鍼灸のすすめ 第3回

患者中心の医療の方法

(Patient Centered Clinical Method;PCCM)

一寸法師ハリ治療院 中沢良平 


患者中心の医療とは?

 「患者中心の医療って、なにかの標語とかキャッチフレーズですか?」と思われる方もいるかもしれませんが、実は家庭医療学の中の一つの学問としてあります。家庭医療の専門性については「家族志向ケア」「地域包括プライマリ・ケア」そして「患者中心の医療」の3つがあり、患者中心の医療を理解し実践することは、家庭医の臨床能力として必須とされています。

 患者中心の医療の定義については国際的なものがあります。

[患者が望む患者中心の医療とは]
 1.患者の主要な受診理由、気がかり、情報の要望を探り、
 2.患者の世界、すなわち全人格、感情的な要望、人生の問題の包括的理解を求め、
 3.何が問題かについて共通の基盤を見出してマネジメントについて相互に同意し、
 4.予防と健康増進を促進し、
 5.患者と医師の継続する人間関係を促進する。

 提供されるケアが患者中心であるかどうかについては、患者自身が判断するということになっています。

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