週刊あはきワールド 2018年11月7日号 No.592

からだに触れる からだで触れる 第5回

アイデンティティの基盤としての体性感覚

いやしの道協会会長 朽名宗観 


◎過去記事≫≫  もっと見る

5.アイデンティティの基盤としての体性感覚

 冒頭で人のからだはいつも何かに触れ、また触れられていると述べました。その触れ、触れられていることは、自分が今ここに存在しているという実感を味わう基盤ともなっています。「存在の重み」という言い方がありますが、文字通りからだの重さや動きの変化を肌やからだの内部に仕組まれている体性感覚によって感じとることが、自分の存在感を自覚するよりどころとなっているのです。椅子に座ってくつろぐことができるのも、上体の重さを支えている脊柱起立筋をはじめとする筋群や椅子と接している臀部や大腿の筋、床と接している足裏の筋、それにかかわる諸関節にある触圧覚や運動感覚が働いている御陰です。
 

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる