週刊あはきワールド 2018年12月5日号 No.596

東京2020オリンピック・パラリンピック大会に向けて 第3回

東京2020オリンピック・パラリンピック大会ボランティア

筑波大学オリンピック・パラリンピック総合推進室 宮本俊和 


Ⅰ.はじめに

 東京2020年オリンピック・パラリンピック競技大会には、世界の200以上の国・地域から選手や大会関係者が参加するほか、多数の観客が日本に訪れる。これらの人々を温かく迎え、心に残る歴史的な大会にするためには、大会の顔となるボランティアの活躍にかかっているといわれている。

 大会運営を支えるスタッフには、①競技運営要員、ドーピング検査員やパラリンピック選手のクラス分けをする医師、通訳、医療面などに携わる有給スタッフや、②飲食サービス、清掃、警備などに携わる請負事業者とともに、③一般のボランティアも含まれる。

 ボランティアは、大きく「大会ボランティア」と「都市ボランティア」に分かれる。「大会ボランティア」は、大会前後や期間中に競技会場や選手村などで、①案内・誘導、②スタッフ受付、③競技運営サポート、④医療サポート、⑤言語サービスなど大会運営に重要な役割を担うことが期待されている。「都市ボランティア」は、大会期間中に空港や主要駅、観光地において、国内外からの旅行者に対する観光・交通案内や、競技会場の最寄り駅周辺における観客への案内等を行う。

 大会組織委員会は、本年9月26日から8万人の大会ボランティアを募集しており、応募〆切は本年12月21日17時までである。ただし、視覚障害者に対しては応募のアクセシビリティ対応が遅れたため、〆切が1カ月延長される。

 応募は、「東京2020公式ウェブサイト」の大会ボランティア特設サイトから、応募することになっている(https://tokyo2020.org/jp/special/volunteer/)。

 選手村等で行う診療所のボランティアは別の形で行われるといわれている。 今回は、オリンピック・パラリンピックのボランティアについて取り上げる。
 

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