週刊あはきワールド 2019年2月6日号 No.604

◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例 File.58-1

膝関節症は横山式熱鍼療法でこう治す!(1)

~横山式熱鍼療法とは~

順鳳堂鍼灸院院長 横山卓 


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横山式熱鍼療法とは

 熱鍼療法とは、字のごとく熱した筆状の簡単な構造した熱容量の多い金属製の棒(鍼)であり、皮膚に刺入することなく皮膚上に点的、線的、面的に刺激もしくは空間から器具の特性を利用して治療効果を引き出すものです。

 熱鍼の先端は「+」もしくはN極の作用をし、後尾は「-」もしくはS極の作用を表します。エネルギーが不足している(虚)ときは、+(N極)をあてがうと補充の作用となり、エネルギーが多い(実)ときは、-(S極)をあてがうとの瀉の作用となります。

 また、カタカムナ文献に書かれている「トガリサホ」よりヒントを得て熱鍼の治療技術を開発しました。熱鍼は「トガリサホ」の原理を応用し、さらに材質や質量を考え、先端からイオンが飛び出すことを利用し、服の上からでも離れた所からでも治療ができます。

熱鍼療法ができるまで

 熱鍼療法は入江式経筋治療、平田式熱鍼療法、イトウテルミーなどの熱を使った治療法、故間中喜雄先生のトポロジー的、入江式の治療システム、経絡指圧の原始感覚による経絡分析をベースに考えられました。このシステムは熱鍼にとらわれず他の東洋医学的治療法、漢方、鍼灸、指圧、按摩、気功、整体などにも応用可能な技術であり、これらの基本ともいえる技術です。はじめは道具を使わない技術がシンプルで便利かと思い指圧や整体、気功的な治療でシステムを考えていましたが、道具を使う意味や邪気の問題を含めて悩んでいたとき、カタカムナ文献がヒントとなり熱鍼(図1)と熱鍼療法を考案しました。
 

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