週刊あはきワールド 2019年3月13日号 No.609

治療家のためのセルフエクササイズ 第35回

筋バランスを整える重要部位4

~筋トレ編(3) 腹筋群のトレーニング(その1) 腹直筋~

ATC&鍼灸師 山下貴士 


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腹筋群の重要性

 筋バランスを考えたときに、弱化しやすい筋に腹筋があります。腹筋は単純に1つの筋ではなく、4つの筋(腹直筋、腹横筋、内腹斜筋、外腹斜筋)から成り立っているので、腹筋群と称します。 

臥位での腹直筋トレーニング

 腹筋群の中でも腹直筋は体の正面に位置し、6パックとも称される有名な筋です。これは、腹部の脂肪が薄い場合に、腹筋が浮き上がり6つにぼこぼこと盛り上がった様子をしているからですが、実際には盛り上がりが8つや10のことも珍しくはありません。

 腹直筋は、仰向けに寝た姿勢から上半身を起こしてくる上体起こしの動作での脊柱の屈曲運動で鍛えることがよくあります。この動作自体が腹筋運動とも呼ばれることもあります。しかしながら、このエクササイズには、機能的という観点で言うと、決定的な問題があります。それは、人が普段行動している立位では、体幹を屈曲するのに、腹直筋は使われないという事実です。立位での体幹屈曲動作、つまり立位体前屈は、背筋を鍛えるのに用いられます。 

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