週刊あはきワールド 2019年3月20日号 No.610

入江FTシステムによる症例 その10

入江式奇経治療による症例(10)

~坐骨神経痛~

寺子屋お産塾 田中寿雄 


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その前に

 坐骨神経痛は脊髄根に障害が及ぶ椎間板ヘルニア・脊椎分離症・脊椎辷り症などにより発症するケースが多いが、歯牙・扁桃・副鼻腔の疾患が原因と成り得ることも少なくありません。さらに、外的要因を考察すると寒冷・湿潤・過労が原因となるケースもあり、今回報告する症例は眼精疲労も誘因となり得るケースと思われる。

症例:坐骨神経痛・49歳・男性・医師

初診:2月8日。

愁訴:左腰部から左下腿に及ぶ疼痛。

既往歴:5歳児のとき虫垂炎、12歳のとき腸閉塞、20歳のとき椎間板ヘルニア手術。

聞・問診:昨年12月当初から左殿部~左下肢に疼痛が自覚され始め、2種類の鎮痛剤を服用して対処。ところが、痛みは1月には激痛となり神経をペンチで挟まれて引っ張られている感じで、最近は1日2回服用する日も多くなり、流石にヤバイと思っていますと。

切診:左右の脚先を把握すると患側が冷たい。腹臥位にて腰部にFTを行うと左胞肓付近にFTが感知され、圧迫診でも顕著な圧痛。
 

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