週刊あはきワールド 2019年3月27日号 No.611

【新連載】横山式熱鍼療法 第1回

横山式熱鍼療法の診断法(1)

~横山式FT~

順鳳堂鍼灸院院長 横山卓 


 
 皆さんは「横山式熱鍼療法」をご存知ですか。先月の『あはきワード』の2月6日号2月13日号の「◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例」ではその概要を紹介しました。そのご縁もあって、このたびシリーズとして月1回のペースで連載させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

横山式熱鍼療法の概要

 横山式熱鍼療法の概要については、上述した2月6日号の「◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例」のところで説明したので、それを参照していただき、ここではまず横山式熱鍼療法で使用している診断法であるFT(Finger Test)などの 筋肉の反射を利用したテストを紹介いたします。

FTとは

 FTとはFinger Testの略で故入江正先生が開発された微小反応の感知検出法で、一種の筋肉反射を利用した検査法です。指をこすり合わせたときの抵抗感を指標に行います。一般的に異常があり指がねばりつく、こわばる、滑りにくくなるような状態をsticky(以後略してST)と表します。逆に正常なところは指が滑らかに動くのでsmooth(以後略してSM)と表します。

 FTは入江式FTが一般的ですが、横山式熱鍼療法では、指の使い方や目的指標などが異なります。そこで、混乱を避けるためあえて横山式FTと名乗らせていただき、この連載では横山式FTを以後FTと略させていただきます。

横山式FTの特徴

 FTの特徴を列挙すると、次のようになります。

①患部の異常部位を的確に確認・認識することができる。
②患者の病態や症状、訴えを的確に認識することができる。
③治療部位、治療点を的確に見つけることができる。
④経絡の走行、経穴の位置、帯状反応を認識できる。
⑤空間のエネルギー体(オーラ等)の偏在を感知できる。
⑥ 体表、体外、体内などの邪気を感知できる。
⑦治療効果の判定や予後の予想ができる。

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