週刊あはきワールド 2019年4月10日号 No.613

◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例 File.60-2

腰背部のこりと痛み(後編)

~ファシア(筋膜)と鍼具の視点を応用した4つの症例~

針灸指圧自然堂 中倉健 


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 後半の本稿では、ファシアに関する知見とさまざまな鍼具をどのように臨床に応用していくのか、4つの症例を紹介します。

【症例1】
「腰部脊柱管狭窄症」の診断で手術が必要といわれた症状が軽減した例

 70代、男性。1カ月前から腰が痛くなり、からだをまっすぐに伸ばすことができない。伸ばそうとすると、右殿部から大腿部への放散痛がある。からだを曲げて杖をついていれば、歩行は可能とのこと。じっとしていれば痛みはそれほど気にならない。夜間痛、自発痛はなし。

 整形外科を受診、「腰部脊柱管狭窄症」の診断。オパルモンを処方されるが、症状の改善がみられない。手術を勧められたが、保存療法での治療を希望される。「鍼でもしてみたら」という知人の紹介で半信半疑な様子で杖を突きながら来院された。
 

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