週刊あはきワールド 2019年4月24日号 No.615

横山式熱鍼療法 第2回

横山式熱鍼療法の診断法(2)

~経絡の診断~

順鳳堂鍼灸院院長 横山卓 


横山式熱鍼療法の概要

 横山式熱鍼療法の概要については、上述した2月6日号の「◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例」のところで説明したので、それを参照していただき、ここでは横山式熱鍼療法で使用している経絡や経絡帯の診断の基本について紹介します。

東西医学の相違と2つの方向性

 西洋医学の特徴はまず見えるものを対象として分けることにより分析していくのが特徴です。身体の場合は解剖をすることにより内部の構造、そして臓腑分けを行い、器官、組織に分類し、さらに細胞、そして細胞小器官、遺伝子、分子レベルというように次々と細かく分けていくことが特徴ともいえます。

 それに対し東洋医学の特徴は、死体の臓腑を医学の対象とはしません。東洋医学の臓腑説は人体の表面に現れた生理現象と病理現象を分類し、それを帰納することにより作り出されたものです。生きている状態を丸ごと見てどのようになっているか、全体としての生命エネルギーの過不足を見るのが重要です。西洋医学では人間は機械と同様で全体を構成された一部のパーツを交換すればよいとする、いわゆるものに対する対応であるに対して、東洋医学では全体のつながり、エネルギー体としての不調和を重視します。
 

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