週刊あはきワールド 2019年4月24日号 No.615

治療家のための薬の基礎知識 第28回

ピルの副作用(2)

~ピル認可の歴史と特殊性、ピルの副作用・副効用、ピルの分類は「相」と「世代」、ピルと感染症~

千葉大学医学院和漢診療学非常勤講師 和光治療院・漢方薬局 平地治美 


◎第25回 漢方薬の副作用(6)
       ~附子(ぶし)~
◎過去記事≫≫  もっと見る
 
 前回に引き続き、ピルについて解説していきます。

ピル認可の歴史と特殊性

 ピルは健康な女性が長期に渡り避妊を目的に服用するケースと、婦人科疾患の治療のために服用されるケースとがある、特殊な薬です。

 特に日本においてピルの認可の歴史は特殊です。1960年代に審議が開始され、販売が開始されたのは1974年でした。認可されたのは治療用に対してのみで、避妊用としては認められませんでした。その理由の詳細ははっきりしないのですが、風紀が乱れるから、などの理由だったようです。

 しかし、噂や口コミで避妊の効果が広まり、治療用に処方されるピルを避妊用に使う人が増えてきました。その後、ようやく日本で避妊目的の低用量ピルが処方されるようになったのは1999年のことです。

ピルの副作用・副効用

 ピルには多くの副作用、副効用があります(治療が目的の場合は副効用=効能ということになります)。
 

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる