週刊あはきワールド 2019年6月5日号 No.620

◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例 File.62-1

私は病をこう治す!(1)

~治してやろうではなく、患者さんを無邪気に応援する~

表参道ビオ東洋医学センター 高橋亨 


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病=悪者ではない

 私たちの身体は常にベストな状態を維持するようにできています。

 何らかのトラブルによって身体のバランスを崩してしまったときには、平時と同じ状態では何かと都合が悪いため、病という環境に状態を移します。身体に起きたトラブルを修正したり、機能を回復するためにはその方が都合が良いからです。

 病になればその状況に合わせた環境に身体を移行させます。それが体調であり、症状です。精神活動も低下させ、弱気も顔を出します。その方が病に対処するのに良いからです。

 したがって、病=悪者という考えをもし持ったまま治療を行っているのであれば、そこは考え改めた方が良いかもしれません。私たちの脳の中の定義が間違っていると効果のある治療も効かなくなることがあるからです。

 病や症状は悪しきものだからと、早く治そうとしますが、症状にも役割があり、さっさとなくしてしまうことが良いというものでもありません。治すタイミング、治るタイミングの見極めが大事です。

病は生命を守るために私たちに備わっている機能

 病は生命を守るために私たちに備わっている機能です。
 

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