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2019年6月5日号 No.620 |
カイロプラクティック・オステオパシーの臨床応用 第39回 デスクワークの姿勢についてホリスティックヘルス大谷治療室 大谷素明 ツイート
◎第38回 神経根症について
◎第37回 尾骨の痛み
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デスクワークによる症状は姿勢が原因のことが多い生活指導や症状の改善のために患者さんが理解しないといけないことを説明していきます。特にデスクワークによる症状の多くが次のような姿勢によることが多いので、それを指摘して認識してもらうことが重要です。オフィスで腰掛けて仕事をされている方がいろいろな症状を訴えて治療院にやってきます。腰が痛い、肩が痛い、首が痛い、頭痛、眼精疲労、肩こり、肩の運動痛、手の痛みシビレなど枚挙にいとまがありません。何かしましたかと尋ねると「特に変わったことはしておりません」という答えが返ってきて、外傷性はないということです。 上記の症状はすべて、同じ姿勢をとっていることによる、積年の筋疲労やそれによる血行障害によるものです。ひどいケースでは、それらの状態が鬱に移行する原因になることもあります。 また別の角度から、デスクワークの患者さんの罹患する診断名としては変形性頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア、神経根症、ストレートネック、寝違い、腱鞘炎、腱板炎、テニス肘、腱鞘炎、腰椎椎間板ヘルニア、ぎっくり腰などです。 ここで認識していただきたいのが診断名よりは、患者さんが訴えている愁訴の病態です。診断名から我々の治療の方針は考えにくいけれども、病態が理解できれば治療法も生まれます。 Aタイプは理想的な姿勢図1のAは机の高さや椅子の高さを含めて、理想的な姿勢です。背中を椅子の背もたれにしっかりと預けて、頭は顎をやや引く感じで首の中心に載せる感じです。肘は肩をリラックスした状態で机に預ける程度が理想的なので、それに合わせた机の高さにしてください。これが基本的な腰掛け方です。(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます) |
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