週刊あはきワールド 2019年6月19日号 No.622

臨床万事塞翁が馬 その13

天人相関説、あ~こりゃ良いもんだ! 良いもんだ!

大阪漢方鍼医会 森本繁太郎 


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1.私の中の天人相関説

 「またまたー、変なものを持ち出したりしちゃって! よほどネタに困っているんだろうな!」ですか、ううん、当たらずとも遠からずでしょうか! 仕方がないので笑って誤魔化すしかありません、はい!

 それはそうと、皆様「天人相関説」というのはご存知ですよね! 儒教の中の教義の一つで、天と人との間には密接な関係があって、相互に影響を与え合っているという説です。この「相互に影響を与え合っている」という点に関してですが、個人的には少し引っかかりを感じています。確かに人は天の影響を受けながら生まれ、そして死んでいく生き物です。しかし、人間の側から天に影響を与えていることって実際にあるんですかね? 優秀なる古代人がしっかり主張しているぐらいですから間違いなくあるんでしょうね…! この際あると信じましょうかね?!

 そう言えば、地球温暖化という現象ですが、たくさんの原因の中に人間という動物がしでかしている事柄も入っているんだとか…。

 「ちなみに天人相関説か! 知ってるよ、知ってますよ、この世界にいれば常識でしょう! 漢の時代、それも前漢にはやたらと持て囃されたものの、後漢の時代では批判され衰退してしまった政治思想みたいなものだよね! そして後世では占いをする人たちにしか支持されていない説だったりして?」へへえーっ、おっしゃる通りでございます!

 「じゃあ、お前さんはなぜ押し入れの奥のがらくたの中から、わざわざ下らない物を引っ張り出してくるようなことをするんだよ?」ですか。確かにご無理ごもっともでございます! とここで全面的に認めて引き下がってしまっていては、私の話はこれ以上前には進みません。仕方がないので、孤立しながらも自分のレジリエンスだけを味方にしつつ、皆様の冷たい視線も何のその、ただただ書き続けるのでありました!

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