週刊あはきワールド 2019年6月26日号 No.623

横山式熱鍼療法 第4回

横山式熱鍼療法の診断法(4)

~脈診(六部定位の脈診~進化した脈診)~

順鳳堂鍼灸院院長 横山卓 


横山式熱鍼療法の概要

 横山式熱鍼療法の概要については、2月6日号の「◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例」のところで説明したので、それを参照していただき、ここでは横山式熱鍼療法で使用している脈診について紹介いたします。

脈診法

1.脈診の目的

表1 人体の構成、病気、治療の定義
定義1(人体の構成の定義)
 人間は気でできている
 人間は経絡でできている
 人間は五行でできている
定義2(病気の定義)
 人体の気が偏在している
 人体の経絡が滞っている(正気の虚と邪気の実の共存)
 人体の五行が不調和である
定義3(治療の定義)
 人体の気の偏在を正す
 人体の経絡の滞りをなくす
 人体の五行の不調和を整える

 表1に示したように、治療を行うためには五行の氣の偏在(不調和)を解析し、そして整え不調和が正されたことを確認する方法が必要です。実際上は五行を12の経絡の虚実等としてとらえ、12の経絡の虚実を知るための方法として先人は脈診という方法を残してくれました。

 特に唐の時代の初期に開発された六部定位の脈診法は、東洋医学の診断の基本とされています。しかしながら本当にこの部位で12経絡の診断ができるのかという素朴な疑問が出てきます。

 そこでFTの創始者である故入江正先生から教わった六部定位の脈診部位の証明法を紹介します。

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