週刊あはきワールド 2019年6月26日号 No.623

治療家のための薬の基礎知識 第30回

更年期障害のホルモン補充療法(HRT)に用いる薬剤の副作用

~更年期障害とHRTで処方される製剤~

千葉大学医学院和漢診療学非常勤講師 和光治療院・漢方薬局 平地治美 


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 前回までピルについてでしたが、最後に更年期障害の治療であるホルモン補充療法(HRT:Hormone Replacement Therapy)の薬剤について解説させていただきます。

更年期と更年期障害

 閉経の年齢は個人差がありますが、平均的な閉経年齢を50歳とし、その前後10年の45〜55歳ぐらいが年期とされています。更年期は女性全員が経験する人生のステージですが、「更年期障害」は全員に起こるものではありません。

 何も症状がない人が2割程度、残り8割が軽度~重度の何らかの更年期症状を感じると言われています。そのうち治療が必要な「更年期障害」は2割程度とされています。

 更年期障害の症状は300種類近くあるとも言われ、症状の重さも個人差が大きいことが特徴です(表1)。
 

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