週刊あはきワールド 2019年10月2日号 No.636

東京2020オリンピック・パラリンピック大会に向けて 第12回

ブラインドパラリンピックスポーツ

筑波大学オリンピック・パラリンピック総合推進室 宮本俊和 


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Ⅰ. はじめに

 ここ数回にわたり、腰部・肩関節・膝関節・肉離れなどのスポーツ外傷・障害の鍼治療に述べてきた。東京2020オリンピック・パラリンピック大会まで1年足らずとなった。

 すでに述べたように、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、「すべての人が自己ベストを目指し(全員が自己ベスト)」、「一人ひとりが互いを認め合い(多様性と調和)」、そして、「未来につなげよう(未来への継承)」を基本コンセプトとしている。

















 この中で、(多様性と調和)は、我が国のスポーツ基本法に示す国籍、性別、障害の有無に関わらずスポーツを通じてすべての人々が幸福で豊かな生活を営むことができる共生社会の構築を示している。(未来への継承)は、2020大会以降に、オリンピック・パラリンピックで培った経験値を未来にどのようにつなげるかを意味している。レガシーという言葉がよく用いられている。このような状況から、東京2020大会ではパラリンピックが過去の大会に比べ脚光を浴びている。

 今回から数回にわたり、パラリンピックスポーツの中でも視覚障害競技に焦点をあてて競技の特色、見どころなどについて取り上げる。第12回目は、視覚障害パラリンピック(ブラインドパラスポーツ)の全体像について触れ、次回から各競技について紹介する。

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