週刊あはきワールド 2019年10月16日号 No.638

症例で学ぶ入江FTシステム 第17回

入江式奇経・経別治療による症例

~エコノミークラス症候群・更年期障害~

寺子屋お産塾 田中寿雄 


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その前に

 大阪箕面市の倉田求先生は入江式に魅せられた鍼灸師の一人で、内弟子として1年半先生の治療室で研鑽を積まれました。京都に来られたときは、お互い印象に残った症例を話すのが楽しみで、改めて気づかされることも多くあります。

 先月は持病の痛風が再発して激痛に襲われながらも、入江式処置で著効した実体験を話してくれました。その折、先生の携帯に不妊の愁訴で受診されている方からメールがあり、「陽性反応でした」という嬉しい報告だった。

 不妊症は増加傾向の顕著な症例の一つですが、異常経脈の診断・処置によって成果を得るケースは少なくありません。

症例1)左後頚部から左後頭部痛・腰痛・52歳・女性

聞・問診:エコノミークラス症候群ですと訴えられ、5年前にも同様の症状が発症したとのこと。今回はオーストラリア旅行ですと明確な原因だったが、体は元気そうだという印象を受けたことから、生命体の特徴の一つは誰もが弱点を持っていると捉えた。

 処置は奇経を念頭に置いて診察することにした。

診察・診断
 左右の掌診では左掌St(図1、図2)。
 左手の診断部位にある経脈の異常が考えられる。
 (心経・小陽経・肝経・胆経・腎経・膀胱経) 
 

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