週刊あはきワールド 2019年10月23・30日合併号 No.639

Let’s はりきゅう遊学 第65話

効かせるお灸と聴かせる落語

~特別企画・名灸師の足跡と意外な一面~

お灸とハリ治療の専門家 福島哲也 


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 先日、某テレビ番組で深谷伊三郎の孫である落語家・立川志らく師匠は、「祖父が深谷伊三郎というお灸の先生なんですけど、お灸の神様といわれた人で、深谷伊三郎という人がいなかったら、今日(こんにち)の日本におけるお灸は違う形になっていた」や「えっ! 深谷先生のお孫さんだったんですか!? それだけで、お灸関係の人はひれ伏してます」という、素敵なコメントをしていました。

特別企画

 その番組とのコラボというわけではないのですが、先日、灸法臨床研究会では数年前から画策していた「深谷伊三郎先生を顕彰する会」的なイベントとして、「効かせるお灸 聴かせる落語 (+ギター)」と題した特別企画を行いました。実は、艾やDVD(灸実技、ギター演奏)などの豪華なお土産付きだったのですが、当日の参加者は当初予想した人数よりは若干少な目だったのが残念でした(次回の開催は未定ですが……)。

 内容は3部構成で、まず第1部は「深谷伊三郎先生の生涯」(新間英雄氏)と題して、父・深谷伊三郎を自由に語っていただく(ギターの生演奏付き)というコーナーでした。その中で、深谷が臨床の場としていた灸堂(および自宅治療院)の変遷などを詳しく知ることができ、また、名灸師の意外な一面をも時空を超えて垣間見ることができたことは、とてもラッキーでした。私もお灸関係の人の一人ですが、ひれ伏すことはあえてせずに、いつもよりは襟と背筋を正して興味深くお話を聞かせていただきました。

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