週刊あはきワールド 2019年10月23・30日合併号 No.639

横山式熱鍼療法 第8回

横山式熱鍼療法の治療法(3)

~標治法…風邪の治療Ⅰ~

順鳳堂鍼灸院院長 横山卓 


◎第7回 帯状反応
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 今号では、横山式熱鍼療法で使用している治療法のうち、「標治法(2)風邪の治療Ⅰ」について紹介いたします。

〔1〕風邪とは

 風邪は私たちが最も日常的にかかりやすい病気であり、体調が優れないと「 風邪をひいた」と考えがちです。 風邪とはどのような病気なのでしょうか。どのような症状があれば、風邪ということができるのでしょうか。

 ここで西洋医学でいう風邪の定義と東洋医学(氣の診断)でいう風邪の定義について述べてみたいと思います。

1.西洋医学の風邪の定義
 一般的に西洋医学での風邪の定義は、「自然によくなる上気道のウイルス感染症」のことを言います。下痢だけなどでは風邪とは言わないという先生と「お腹の風邪」というような表現を用いて説明する先生もいます。

 医療者は「どこまでが風邪か?」ということを明確にすることで、風邪以外の疾患との鑑別をする必要があるため、下痢まで風邪に含めてしまうと、風邪というカテゴリーが広くなってしまい鑑別が難しくなるといった問題があるようです。よって意外なことに西洋医学の中では風邪の定義ははっきりした統一見解はないようです。
 

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