週刊あはきワールド 2019年11月6日号 No.640

【新連載】症状別、困ったときのこのツボ 第1回

寝違いの患者が突然来て困ったらまず腕骨!

新医協鍼灸部会会長・関東鍼灸専門学校講師 手塚幸忠 


 
 鍼灸臨床で寝違いの患者さんは意外と多い。ただし、新患さんの主訴で来るというよりは、普段から通っている患者さんが「今朝、起きたら首が痛くて…」と言って来院するのだ。

寝違いとは

 朝起きた時、または夜に目が覚めたときに、首の後ろや首から肩にかけての痛みが発生するのが寝違いだ。多くの場合、首を動かすと痛みが出て、痛みで首を動かせない時もあるのがこの症状である。検査や画像診断をしても特に何もない場合が多く、原因はよく分かっていない。寝ている間の不自然な姿勢や、前日に行った労働やスポーツによる負荷が原因と考えられている。通常は数時間から数日で症状は良くなる。

 首に症状があると、普段の動作に大きな制限がかかり、メンタル的にも負荷がかかる。日常生活に地味に支障が出る疾患だ。筆者自身も以前に寝違いになったことがあるが、首が動かせないとやる気もなくなって辛かった。

寝違いの疼痛部位

 寝違いの疼痛部位は、多くの場合、首から肩にかけてで、首を動かす、特に横を向こうとすると痛みが誘発される。
 

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