週刊あはきワールド 2019年11月20日号 No.642

「未病を治す」~身体のゆがみをなおす~操体法シリーズ 第6回

『経絡学入門 基礎編』 (藤田六朗著)から読み解く、橋本敬三と藤田六朗 二人の関係と理論

川名操体治療室代表 川名慶子 


◎第5回 操体についての一私見(北田洋三・稲田稔)
◎第4回 操体法の原理を探る
     ~身体均整法亀井進講座集からの一考察~
      (川名慶子・稲田稔)
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序文

 わたしは、身体均整師会学術委員会の活動の一環として、亀井進の講義録音源の整理、保存に関わっています。その活動の中で、松島で行われた第41回全国講習会(S47.07.15)において橋本敬三(1897(M30)~1993(H5)、96歳)が講義した音源を見つけて*1文 字お越し作業をしたのは、2017年のことでした。

 もともと、オープンリールテープの状態だった音源をデジタル化したものを聞いたのですが、録音状態も悪く、東北なまりも加わり聞き取るのに難儀した作業でした。そのような中でどうしても聞き取れない、わからない箇所の一つが、講義初めの挨拶のくだりでした。

“何年前になりますか、奈良でりんかん学会(?)をやった時に倉田先生主宰なさいました時に均整協会のあちらの方の皆さん方が大変お世話になりましたことをここで改めてお礼申し上げます 。”

 この謎の学会「りんかん学会(?)」が、「電探学会」だとわかったのは昨年暮れのこと、日本操体学会事務局の橋本千春さんからの情報でした。仙台温古堂、病院の引っ越し作業で書物を整理している中で、藤田六朗の作った*2自費 出版本を見つけてその中に会のことが書かれていたようです。

 「電探学会」とは、藤田六朗を中心に(1957-1981年6月まで)行われていた学会と思われます。改めてネットで調べていたら、1963(S38)年ごろの資料をみつけました。
 

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