週刊あはきワールド 2019年12月11日号 No.645

◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例 File.68-2

産後の症状はこう治す!(2)

~産後の症状に対する遠隔治療の基本的な考え方とその症例~

あゆみ鍼灸院 前田尚子 


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 前回、産後の女性が抱える症状と、それらの症状に対して私が行っている鍼灸治療の簡単な解説をした。今回は、私が行っている遠隔治療の基本的な考え方と産後の女性が抱える症状について行った鍼灸治療の症例を紹介する。

Ⅰ.産後の女性の鍼灸治療の際に心がけていること
 産後、特に1カ月間は、出産の身体的ダメージと授乳や育児の疲れ、夜間授乳があるために短時間睡眠となる。よって、問診以外はできるだけ会話を少なくし、入眠しやすい環境を作るようにしている。また、腹診の際には、悪露の排泄があるため下着を下すのは短時間で済ませるように心がけている。さらに、腹臥位での治療は、乳房が張っているため痛みのないポジショニングとし、座位では陰部の痛みに配慮が必要である。一方、治療の予約を取る時には、授乳時間を配慮した時間帯とするべきで、できるだけ短時間で治療が終わるようにするとよい。
 

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