週刊あはきワールド 2019年12月18日号 No.646

「未病を治す」~身体のゆがみをなおす~操体法シリーズ 第7回

名医・名治療家は治療だけではなく生活指導もしっかり行う(1)

みやぎ操体の会・鍼灸師 舘秀典 


◎第5回 操体についての一私見(北田洋三・稲田稔)
◎第4回 操体法の原理を探る
     ~身体均整法亀井進講座集からの一考察~
      (川名慶子・稲田稔)
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 医療に携わる我々は治療行為についてはしっかり学習し情熱をもって患者さんに向かいます。しかし、肝心の患者さんの生活内容が悪いと治療の効果が出ない、または持続しないものです。あるいは治療後、症状が改善されたことに喜びすぎて無理してしまい、「前より痛くなりました!」とまるでこっちが悪い治療をしたかのように言う患者さんもいるくらいです。

 そのようなことにならないよう名医・名治療家と呼ばれる方々は、患者さん自身が家庭でできる運動や予防法、生活習慣の改善点などを指導・指摘することが多いように思います。長野式鍼灸法の長野潔先生も著書の中で、平時の食事の仕方、自分自身でお灸をすえることなどを取り上げていましたし、操体法の橋本敬三先生は息・食・動・想という表現で、呼吸法・食事・運動の仕方・心の持ち方などを指導していました。

 どんな状態・状況の患者さんでもキリストやブッダのように一発で嘘のように治したいという欲が医療人にはありますが(実際問題、治療系の講習会・勉強会ではそのような謳い文句も多いですが…)、実際には痛みや症状にはその患者さんなりの人生のバックグラウンド(教育、トラウマ)や生活習慣がありますので、毎回毎回即治!!と上手くいくはずがありません。今回からは、現代社会の生活の中で医療人が患者さんに改善を求めるべき、指導する内容をご紹介してみましょう。

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