週刊あはきワールド 2020年1月22日号 No.650

症例で学ぶ入江FTシステム 第20回

入江式脊椎治療

~腰痛・五十肩~

寺子屋お産塾 田中寿雄 


◎第18回 入江式経脈治療
       ~全身倦怠感と冷え~
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その前に

 腰痛は鍼灸師であれば治療の機会が多く、著効が得やすい症例の一つでしょう。今回は近隣に在住する次女の症例ですが、入江式標治法の脊椎処置のみで対処することにして娘から忌憚のない処置効果を聞く機会としたケースです。

症例)腰痛・48歳・2児の母

既往歴:卵巣嚢腫手術(17年前)。

愁訴:12月13日、起床時は普段通リの目覚めであったが、朝食後に腰が痛いなぁ~と自覚があったと。ところが、午後から酷くなり始めて、夜には両脚が常にこむら返りのような痛みになり早めに就寝したと。ところが、翌朝、自力では起床できず息子の介助を得て何とか起きられたとのこと。

 さらに、前日から卵巣嚢腫で手術した時と同様の下腹部痛が自覚されていたので婦人科を受診。

 異常はないとのことから整形外科を受診。MRIの検査で第5腰椎が真っ白で、処置はコルセットが無効の部位とのことで3種類の薬剤処方。医師から「湿布薬は効果がないと思われるが出しておくね」と。

診察・診断:器質的な異常がMRI検査で確認された病態であり、痛みは腰部・下腹部・左大腿部後側と外側部(膀胱経・胆経・胃経)が膝まで痛いとのこと。愁訴部周辺にFTを試みると、第2~第5腰椎・腰兪にStが感知され、下肢の圧迫診では左飛陽に著明な圧痛。
 

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