週刊あはきワールド 2020年1月29日号 No.651

横山式熱鍼療法 第11回

経絡解剖学(筋系と帯状反応Ⅰ)

~肩関節の筋肉と帯状反応~

一般社団法人日本ネッシン協会会長 横山卓 


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はじめに

 今回はFTを利用した氣の診断を用いて解剖的な部位と経絡の関係、特に筋肉系と相関する経絡や帯状反応とそれぞれの筋肉に対するアプローチについて述べてみます。初心者や遠隔取穴が苦手な人でも容易に効果を出すことができます。

〔1〕 方法

 磁石とFTを使い筋肉が正常化する帯状反応を分類します。

 筋肉に磁石を当て反応する経絡、帯状反応、反応点(経穴?)を割り出す。割り出した経絡、帯状反応、反応点に熱鍼を行い筋肉が正常化(軽さや可動域など)することを確かめます。

〔2〕 肩関節の働きと役割の確認 

(1) 肩関節の動き
 肩関節は、屈曲・伸展(図1)、外転・内転(図2)、外旋・内旋(図3)、水平内転・水平外転(図4)といった動きに関与しています。


図1                                図2  


図3                                 図4  








































(2) 肩関節を動かす筋
 肩関節を動かす筋肉は、大きく1)2)に分けられます。

1)肩回りの表層筋には三角筋、大胸筋、広背筋、大円筋。深層筋には烏口腕筋がある。

2)ローテーターカフ(肩関節を安定させる4つの筋)には小円筋、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋があります。

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