週刊あはきワールド 2020年1月29日号 No.651

あはきメンタル~《からだ》と《こころ》の寄り添い編 第11回

歴史からみる「あはき」と「心理」の共通点と「心理領域」からの学び

呉竹学園東京医療専門学校・あはき心理学研究会 藤田洋輔 


◎第10回 医療面接ディスカッション?
      ~日々の臨床で大切にしていること~(藤田洋輔)
◎第9回 非言語コミュニケーションの体感(中村慶・藤田洋輔)
◎第8回 からだの病気か? こころの病気か?
      ~あはき師の役割~(藤田晶子)
◎過去記事≫≫  もっと見る
 
 皆さま、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 さて、近年、社会において「認知行動療法」や「マインドフルネス」などの心理療法が注目され、医療の中での役割も大きくなりつつあります。そのような社会動向の中、心理領域に関心を持つあはき師の方々も増えているのではないかと思います。私自身も「からだ」と「こころ」は切り離せない点もあると感じ研鑽しております。

 今回は、歴史の面より両者の共通点、また、その背景から「あはき領域」でも活かせる点などを検討してみたいと思います。

1.歴史からみる共通点

 「あはき領域」ではあん摩マッサージ指圧と鍼灸でその違いはありますが、鍼灸では現在の中国を中心とした東アジアの古代思想により発展、体系化されました。その後は各国で発展し、日本において近年では、東洋医学と西洋医学の両者の観点より臨床がなされています1)

 一方「心理領域」も歴史は古く、その起源は古代ギリシャにまで遡ります。その後19世紀に入り、自然科学のめざましい発展とともに科学としての心理学が誕生し、現在の臨床心理学が展開され発展しています2)3)
 

(続きはログイン・ご購読後にお読みいただけます)

この記事の続きをお読みいただくためには、週刊『あはきワールド』(有料コンテンツ)のご購読手続きが必要です。

ご購読の申し込み ログイン(ご購読済みの方はこちら)




トップページにもどる