週刊あはきワールド 2020年1月29日号 No.651

治療家のための薬の基礎知識 第37回

血圧と降圧剤 その6

~カルシウム拮抗薬の作用機序~

千葉大学医学院和漢診療学非常勤講師 和光治療院・漢方薬局 平地治美 


◎第34回 血圧と降圧剤 その3
       ~利尿薬~
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カルシウム拮抗薬

 血管が収縮すると血圧が上昇する仕組みには、先月解説したレニン―アンジオテンシン系(RA系)のほかにカルシウムに関するものがあります。

 カルシウムと血管の収縮には密接な関係があります。カルシウムは骨や歯の主成分です。体内においてカルシウムの99%は骨や歯に存在し、残りの1%は脳の記憶や運動機能の調節、血管の収縮などの働きをします。

カルシウムチャネルとCa拮抗薬

 血管にはカルシウムが流入するための受容体が存在しています。これをカルシウムチャネルと言います。ここにカルシウムが入ってくることで血管が収縮し血圧が高くなります。
 

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