週刊あはきワールド 2020年2月26日号 No.655

横山式熱鍼療法 第12回

経絡解剖学(筋系と帯状反応Ⅱ)

~肩甲骨の筋肉と帯状反応~

一般社団法人日本ネッシン協会会長 横山卓 


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はじめに

 前回に引き続きFTを利用した氣の診断を用いて解剖的な部位と経絡や帯状反応の関係、特に筋肉系と相関する経絡や帯状反応について述べてみたいと思います。今回は、肩甲骨を動かす筋肉について、それぞれの筋肉に対すアプローチについても述べてみます。初心者や遠隔取穴が苦手な人でも容易に効果を出すことができます。

〔1〕 方法

 磁石とFTを使い筋肉が正常化する帯状反応を分類する。

 筋肉に磁石を当て反応する経絡、帯状反応、反応点(経穴?)を割り出す。割り出した経絡、帯状反応、反応点に熱鍼を行い筋肉(軽さや可動域など)が正常化することを確かめる。

〔2〕 肩甲骨の働きと役割の確認 

 腕の動きは肩関節だけでなく、肩甲骨が連動して働くことで広い範囲の動きが可能となる。

 肩関節の土台である肩甲骨は、胸郭の表面に沿ってスライドするように動く。

 肩甲骨まわり(肩甲帯)は、脊柱や胸郭から起始し、上肢帯(肩甲骨、鎖骨)に停止する筋によって動かされる。

(1) 肩甲骨の動き
 挙上・下制(図1)、外転(前進)・内転(後退)(図2)、上方回旋・下方回旋(図3)といった動きに関与している。

 

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