週刊あはきワールド 2020年2月26日号 No.655

治療家のための薬の基礎知識 第38回

高血圧と塩

千葉大学医学院和漢診療学非常勤講師 和光治療院・漢方薬局 平地治美 


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 塩は人体に不可欠なものです。さまざまな神経の伝達物質もナトリウムがないとできないので、体内からなくなれば生きていくことはできません。

 江戸時代の拷問に、塩を一切与えないという刑があったと聞いたことがあります。白いご飯だけを山盛り与える、というものだそうですが、どんな罪人も3日で音を上げたとか。そして衰弱してやがて亡くなるそうです。私自身も7日間の水断食をした際に、食べ物よりもまず塩を舐めたくなったことを思い出しました。

 このように生命の維持に不可欠な塩ですが、多く摂りすぎることはさまざまな疾患の原因になります。特に血圧への影響は大きく、高血圧と診断されると減塩の指導をされることが多いかと思います。

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