週刊あはきワールド 2020年3月11日号 No.657

◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例 File.71-2

慢性疲労症候群はこう治す!(2)

~古流中国医学を軸にした慢性疲労症候群の鍼灸治療~

かしま鍼灸治療院 鹿島洋志 


◎本シリーズの過去File≫≫  見る
 
 大阪には慢性疲労症候群(Chromic Fatigue Syndrome :CFS)を研究する大学病院と関連クリニックがあって、当院の患者さんも通われている方がいらっしゃいます。国からの研究費が下りてかなり特殊な検査をすることもあります。しかし病院で出される西洋薬や漢方薬を服用されても根本的な改善は認められないので、われわれのような治療院に来るということになります。ただ鍼灸院に来られる慢性疲労症候群の患者さんは比較的軽度から中度ぐらいかとは思います。重くなると外出が困難になるので、鍼灸院に通うのは無理で、せいぜい出張治療になるでしょう。

慢性疲労症候群の原因

 慢性疲労症候群の原因ははっきり分かっていません。感染症にかかったあとになることが多いので、何らかの感染源によるものかもしれないと研究はされているようですが、特定される原因はつかめていません。

 感染症にかかったあとになるのに原因がはっきりしないというのは、感染源に問題があるのではなく、免疫システムに異常をきたし、感染しやすい体調になっているだけかもしれないという個人的な感想はあります。家族性(遺伝性)も考えられていますけれども、それもはっきり分かっていません。ひょっとしたら同じような生活をしているからそうなるだけかもしれません。

 最近の研究では脳内に広範囲の炎症があることもわかっていますが、その炎症が原因なのか結果なのかは分かってないようです。

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