週刊あはきワールド 2020年3月25日号 No.659

緊急アピール4

来院患者さんは感染者かもしれない?

~患者さんとリスクコミュニケーションをとろう④~

 (1)石川家明(2)木村朗子 


 
(1)石川家明:TOMOTOMO(友と共に学ぶ東西両医学研修の会)代表
(2)木村朗子:ともともクリニック院長

■リスクの考え方

 感染症が流行っているときにはリスクをゼロにすることはできない。リスクをできる限り減らすことに注力するべきである。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界で急速に広まっているが、その理由のひとつは、無症状例と軽症例が多いことだろう。気がつかずに、あるいは自分はたいしたことないという自覚のもとで外出してウイルスを広めてしまうからである。


筆者の通勤路に見えるクルーズ船
















 橫浜に入港したクルーズ船(写真)でのPCR検査の結果が厚生労働省のHPで発表されている(図1)。それによると、合計3711名全員にPCR検査を施行し、696名(18.8%)が陽性で、その陽性のうち410名(58.9%)が無症状とされている。偽陽性がいるのを勘定にいれても、半数かそれ以上が無症状である。
 

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