週刊あはきワールド 2020年3月25日号 No.659

横山式熱鍼療法 第13回

経絡解剖学(筋系と帯状反応Ⅲ)

~肘関節と橈尺関節の筋肉と帯状反応~

一般社団法人日本ネッシン協会会長 横山卓 


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はじめに

 前回に引き続きFTを利用した氣の診断を用いて解剖学的な部位と経絡や帯状反応の関係、特に筋肉系と相関する経絡や帯状反応について述べてみたいと思います。今回は、肘関節を動かす筋肉と橈尺関節について、それぞれの筋肉に対するアプローチについても述べてみます。初心者や遠隔取穴が苦手な人でも容易に効果を出すことができます。

1.方法

1)磁石とFTを使い筋肉が正常化する帯状反応を分類する。

2)筋肉に磁石を当て反応する経絡、帯状反応、反応点(経穴?)を割り出す。割り出した経絡、帯状反応、反応点に熱鍼を行い筋肉(軽さや可動域など)が正常化することを確かめる。

2.肘関節と橈尺関節の働きと役割の確認(表1)

1)肘関節は、扉の蝶番のように動く蝶番関節であり、屈曲と伸展方向に動く。

2)橈尺関節は前腕にある2本の骨が捻られるように動く車軸関節である。橈尺関節が動いて回外・回内の動きが起こると、肘先が捻じれて手の平の向きが変わる。

表1 肘関節・橈尺関節を動かす筋
①上腕二頭筋
②上腕三頭筋
③上腕筋
④腕橈骨筋
⑤円回内筋
⑥肘筋
⑦回外筋
⑧方形回内筋

3.各筋肉と対応する帯状反応帯

 表1に挙げた各筋肉と対応する帯状反応帯を表2に示す。
 

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