週刊あはきワールド 2020年4月22・29日合併号 No.663

Let’s はりきゅう遊学 第71話

疫病退散

~COVID-19のための鍼灸介入・在宅患者のセルフ鍼灸・呉蜀の地に遊官せずとも~

お灸とハリ治療の専門家 福島哲也 


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 国(政府)による緊急事態宣言が発令されてから約2週間、私もできるだけ三密(密閉・密集・密接)を避けて、Wash-Wash (ウォッシュ、ウォッシュ)と手洗いを励行し、生体防御機能を落とさないための自灸自足(足三里などの灸)をしながらStay Home(自宅待機、外出自粛要請)で過ごしています。さて、この非日常が大型連休(ゴールデンウイーク)明けに解除になるのか、さらに延長になってしまうのかはわかりませんが、鍼灸というツール(あるいは鍼灸師というマンパワー)を少しでも役立つようなアイデアを皆さんと共に考え、発信や行動を起こしていこうと思います。

本当は、背中のツボ(膏肓など)にもお灸をしてもらいたいのですが……。

COVID-19のための鍼灸介入

 先日、中国鍼灸学会の「COVID-19のための鍼灸介入ガイドライン(第2版)」が発表されました。ご存じのかたも多いと思います。もちろん、防護服を着て隔離した陽性患者の治療に臨むわけではない日本の鍼灸師がそのまま使えるというものではありませんが、今後の臨床の参考のために鍼灸介入の方法を少しだけ覗いてみましょう。

(1)医学観察期(感染が疑われる症例)
【目標】
 人体の正気と肺脾臓器機能を賦活化、疫邪を粉砕分離・駆除し、臓器の防御作用(御邪能力)を増強させる。
 
【主穴】
①風門、肺兪、脾兪 
②合谷、曲池、尺沢、魚際
③気海、足三里、三陰交

 毎回、各組穴位を1~2穴選択し使用する。
 

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