週刊あはきワールド 2020年4月22・29日合併号 No.663

横山式熱鍼療法 第14回

経絡解剖学(筋系と帯状反応Ⅳ)

~手関節と手指の筋と帯状反応(1)~

一般社団法人日本ネッシン協会会長 横山卓 


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はじめに

 前回に引き続きFTを利用した氣の診断を用いて解剖的な部位と経絡や帯状反応の関係、特に筋肉系と相関する経絡や帯状反応について述べてみたいと思います。今回は、手関節と手指の筋について、それぞれの筋肉に対するアプローチについても述べてみます。初心者や遠隔取穴が苦手な人でも容易に効果を出すことができます。

1.方法

1)磁石とFTを使い筋肉が正常化する帯状反応を分類する。

2)筋肉に磁石を当て反応する経絡、帯状反応、反応点(経穴?)を割り出す。割り出した経絡、帯状反応、反応点に熱鍼を行い筋肉(軽さや可動域など)が正常化することを確かめる。

2.手関節と手指の働きと役割の確認

1)手関節は手首を上下に曲げる掌屈、背屈の動きだけでなく、左右方向にも動く(撓屈・尺屈)。

2)手から指にかけては、骨および関節が多数あり、動きも前後左右と複雑。手を動かす筋肉は、手自体に位置する内在筋と、筋腹が前腕にあって健が長く伸びる外在筋に分けられる。

3.手関節・手指を動かす筋と各筋肉と対応する帯状反応

 手関節・手指を動かす筋と対応する帯状反応帯を表1に示す。
 

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