週刊あはきワールド 2020年5月20日号 No.666

症例で学ぶ入江FTシステム 第24回

入江式奇経治療による症例

~任脈—陰蹻脈・督脈-陽蹻脈を併用した症例(3)~

寺子屋お産塾 田中寿雄 


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その前に

 鍼灸治療は1本の鍼・少量のもぐさで多くの病態に対処できる素晴らしい医療ですが、入江システムはI・Pコードを利用することから、臨床に取り入れている鍼灸師の方は少ないのが現状のようです。

 しかし、鍼灸師のキャリアが3年未満の方は東洋医学の生理学と言える経脈・病理学の虚実・治療学の補瀉という概念が物理的機器のI・Pコードを利用して納得できる臨床体験を積むことは、研鑽すべき課題が明確になるはずだと思っています。

症例)寝違い・84歳・女性

愁訴:1週間前、頚部に激痛が自覚されたことから当日に鍼灸接骨院を受診。3日続けて受診するも痛みは軽減せず、今朝は背中まで痛いとのこと。

既往歴:61歳の時に大動脈瘤の手術。

掌診:左掌St。

愁訴部診:左天柱・左肩井・大椎・左膏肓にStが感知された。

下肢の冷え:図1のように下肢の先端を把握すると、両下肢とも冷たく湿っている。
 

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