週刊あはきワールド 2020年6月10日号 No.669

治療家のためのセルフエクササイズ 第50回

筋バランスを整える重要部位19

~体軸編(1)オーバーヘッドチェアースクワット~

ATC&鍼灸師 山下貴士 


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 これまで、代表的な立位のエクササイズとして、片脚立ち、スクワット、ランジの3つのスタンスでのエクササイズを紹介してきました。私はいつもエクササイズを考えるときに、重いものを持ち上げて、筋肉を大きくすると言うことではなく、動きの質を向上することによって障害を予防し、パフォーマンスをアップすることを重要視します。この観点は、スポーツに限らず日常生活や職場でも、動きが良くなることで疲れにくくなり、集中力を継続することにもつながります。

 動きの向上として、欠かせない要素が軸の意識です。今回は、軸の意識を作るために必要なトレーニングを、立位のスタンスと組み合わせながら紹介します。

オーバーヘッドチェアースクワット

 体軸を正しく使い、体の使い方を向上させるには、まず軸の意識を持つことです。そのためには、重心の位置を高くしバランスをとることです。通常、重心は骨盤の少し上の丹田付近にあるといわれています。膝を曲げて、重心を低くすると確かに体が安定してバランスがとりやすくなります。反対に両手をあげて膝を伸ばすと軸が長くなるので、それだけバランスが取りにくくなります。このままではトレーニング効果が低いので、さらに、頭上に上げた両手に重りを持つことで、体軸をより意識したトレーニングになります(図1)。
 

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