週刊あはきワールド 2020年6月24日号 No.671

横山式熱鍼療法 第16回

経絡解剖学(筋系と帯状反応Ⅵ)

~股関節の筋と帯状反応(1)~

一般社団法人日本ネッシン協会会長 横山卓 


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はじめに

 前回に引き続きFTを利用した氣の診断を用いて解剖的な部位と経絡や帯状反応の関係、特に筋肉系と相関する経絡や帯状反応について述べてみたいと思います。今回は、股関節の筋について、それぞれの筋肉に対するアプローチについても述べてみます。初心者や遠隔取穴が苦手な人でも容易に効果を出すことができます。

1.方法

1)磁石とFTを使い筋肉が正常化する帯状反応を分類する。

2)筋肉に磁石を当て反応する経絡、帯状反応、反応点(経穴?)を割り出す。割り出した経絡、帯状反応、反応点に熱鍼を行い筋肉(軽さや可動域など)が正常化することを確かめる。

2.股関節の働きと役割の確認

1)股関節は肩関節と同じ球関節であるため、前後・左右・捻りの3次元方向に動かすことができる。

2)さまざまな運動のおける下半身運動の起点として重要な役割を担っている。

3.股関節を動かす筋と各筋肉と対応する帯状反応

 股関節を動かす筋と対応する帯状反応帯を表1に示す。重要な役割を担っている。特に太ももを後方に振る股関節伸展の動作は、膝関節伸展動作と並んで極めて力強い関節運動であり、立つ・歩くといった日常動作に欠かせないあらゆる動作で使われる。
 

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