週刊あはきワールド 2020年8月12日号 No.677

◎◎はこう治す! 私の鍼灸治療法とその症例 File.76-2

M-Testによるアスリートの腰痛に対する症例

常葉大学健康プロデュース学部健康鍼灸学科 沢崎健太 


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 前回は「私のM-Testによるアスリートの腰痛に対する鍼灸治療法」を概説しました。今回は、M-Testで著効を得た「症例」について紹介したいと思います。前回までの記事と合わせて読んでいただければと思います。

【症例】O.Y、21歳、男性(大学生、サッカー部) 

【主訴】腰痛 

【現病歴】
1)発症日時・機転
 大学でサッカー部のトップチームに所属し、公式のリーグ戦前でFWということからシュートの練習量が増加した。約2週間前から腰痛がひどくなり始め、特に体幹の後屈動作で痛みが誘発される。3日前に近所の整形外科にて診察してもらったが、神経学的に問題はなかった。湿布薬を処方され、その日は帰宅した。しかし、翌日に歩行時に痛みが増強し、動くことが困難となった。サッカー部の監督やコーチの勧めもあり、本学での鍼灸治療を希望した。

2)現在の状態:腰がつっぱるような痛み、圧迫感がある。

3)医療機関の受診:3日前に整形外科で腰痛にて受診、筋・筋膜性腰痛と診断された。

4)既往歴:大学1年生の時に左第5中足骨骨折をしている(約3年前)。

5)家族歴:特になし。

6)社会歴:大学生、サッカー部トップチーム(FW)、全国大会出場レベル。

【現症・所見】
身長:184cm、体重:76kg 、BMI:22.4。

睡眠:7~8h。

食欲、便通、排尿:異常なし。

MMT:EHL左右(5レベル)、FHL左右(5レベル)。

ATR:左右(+)、PTR:左右(+)。

M-Test所見:(図1)。
 

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