週刊あはきワールド 2020年8月12日号 No.677

治療家のためのセルフエクササイズ 第52回

筋バランスを整える重要部位21

~特別編 シングルレッグスクワットと外的・内的フォーカス~

ATC&鍼灸師 山下貴士 


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 私たちは、エクササイズにより身体の不調に対してアプローチしています。しかしながら、慣れていない動作や癖になっている動作に関しては、なかなか正しい動きが身につかないことも珍しくありません。そこで、本日はエクササイズそのものの説明だけでなく、動作を改善するための効果的なアプローチについて触れたいと思います。

二つの指導法の分類

 エクササイズの動作改善のアプローチは、体の内への意識を高める方法と外から体にアプローチする2種類に分類することができます。本人の内的な意識を促す方法を内的フォーカス、外部の刺激から動きを改善する方法を外的フォーカスと言います。または、想像力を働かせ自分の体の形をイメージして動くのが内的フォーカスで、外の指標を見ながらそれに合わせて体の動きを作るのが外的フォーカスといえるかもしれません。

シングルレッグスクワットの意義

 日常的によく行う動作ほど体が無意識に慣れているので、誤った方法で行っている場合、正しい動きを覚えるのが難しくなります。そのよい例が、立ったり座ったりする際の膝の屈伸動作の時に、膝が内側に入ってしまうニーイン動作ではないでしょうか。ニーインの動作は、膝の軟骨や半月板へのダメージを与えることは言うまでもありません。また、これ以外に体の運動連鎖を断ち切ってしまい、体の様々な部位にも悪影響を与えてしまいます。慢性腰痛の方で、膝のニーイン動作がみられる時は、多くの場合に膝の誤った使い方が腰痛に影響している可能性があります。
 

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