週刊あはきワールド 2020年8月26日号 No.679

横山式熱鍼療法 第18回

経絡解剖学(筋系と帯状反応Ⅷ)

~膝関節の筋と帯状反応(1)~

一般社団法人日本ネッシン協会会長 横山卓 


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はじめに

 前回に引き続きFTを利用した氣の診断を用いて解剖的な部位と経絡や帯状反応の関係、特に筋肉系と相関する経絡や帯状反応について述べてみたいと思います。今回は、膝関節の筋について、それぞれの筋肉に対するアプローチについても述べてみます。初心者や遠隔取穴が苦手な人でも容易に効果を出すことができます。

1.方法

1)磁石とFTを使い筋肉が正常化する帯状反応を分類する。

2)筋肉に磁石を当て反応する経絡、帯状反応、反応点(経穴?)を割り出す。割り出した経絡、帯状反応、反応点に熱鍼を行い筋肉(軽さや可動域など)が正常化することを確かめる。

2.膝関節の働きと役割の確認

1)膝関節は肘関節と同様にほぼ蝶番関節に近い動きをする関節であり、主に屈曲・伸展の動きが可能でわずかに下肢を捻る内旋・外旋の動きも可能である。

2)膝の伸展動作は、人体で最も筋力が強い関節運動の一つである。歩く、立つといった日常動作、から、走る、跳ぶなどのスポーツ動作に至るまで、膝関節はあらゆる動きで体重を支える重要な働きをしている。

3.膝関節を動かす筋と各筋肉と対応する帯状反応

 膝関節の働きには、主に太もも前部の大腿四頭筋と、太もも裏のハムストリングが関与、大腿骨から起始する単関節筋と、骨盤から起始するに関節筋がある。

 膝関節を動かす筋と対応する帯状反応帯を表1に示す。
 

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