週刊あはきワールド 2020年9月2日号 No.680

症状別、困ったときのこのツボ 第11回

片頭痛が辛いのです…という患者さんが来たら

新医協鍼灸部会会長・関東鍼灸専門学校講師 手塚幸忠 


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1.頭痛持ちは辛い

 実は筆者自身が頭痛持ちだ。小学生の時から頭痛に悩まされ、酷い時には嘔吐することもあった。緊張が続いたり、無理が続いたりすると決まって頭痛になる。大事な仕事の時に頭痛が発生すると、鎮痛薬を飲まなければ何もできなくなるので、鎮痛薬はいつも持ち歩いていた。

 鍼灸学校に行くようになって、医学を学び、頭痛の勉強もした。しかし、教科書に書かれているような頭痛の分類には自分の頭痛を当てはめることができない。治療法に関しても、書かれている通りにやっても、いまいち効果が出せない。自分の頭痛が治らないというのは、鍼は頭痛に効果がないのではないかと自信をなくし始めていた時に、劇的に効果が出る体験をした。

2.片頭痛には陽陵泉

 以前、旅行に行った際に、夕方ぐらいから少し頭が重くなってきたことがあった。「このまま悪化したら嫌だな」と思っていたら、夕飯の時に悪化してきて頭痛となった。ペンションに宿泊したので、夕食はコース料理が出てくるのだが、前菜が出てきた時点で頭痛は最悪となり、ズキンズキンという拍動性の頭痛が襲ってきた。前菜のサラダはとても美味しく、せっかく旅行に来て、これから色々と美味しい食事が出てくるのに、食べられなくなるのは悲しい。
 

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