週刊あはきワールド 2020年9月9日号 No.681

『素問』 を読もう! 第4回

四気調神大論篇(春夏秋冬四時の陰陽は万物の根本)第2

欅鍼灸院 名越礼子 


 
 春の三月は、発生の季節です。草木は芽を出し、あらゆるものが溌溂(はつらつ)として一新されます。夜はよく睡眠を取り、朝は早く起きて、家の周りを歩き回り、頭髪を緩めて、身体を弛緩させます。春は万物が生じる時ですから、それらを殺傷してはなりません。生長の可能性を奪ってもいけません。春気に応じることは、養生の道なのです。これに逆らえば、肝を傷めます。それは、肝は木(五行論の木火土金水の木)に属しており、木は春に旺盛になるからです。もし人が春の発生の時期に対応できないと肝を傷めます。そうなると夏になって寒病を患うのです。それは、春の発生の状況に応じた養生ができないと、夏の適応力が削がれて、寒変(夏の病気)になるからです。
 

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