週刊あはきワールド 2020年9月16日号 No.682

あはきメンタル~《からだ》と《こころ》の寄り添い編 第16回

非日常下におけるあはき師のための心理学

~心は身体の動きから生まれる~

呉竹学園東京医療専門学校・あはき心理学研究会 藤田洋輔 


◎第14回 非日常下におけるあはき師のための心理学
      ~緒言~(藤田洋輔)
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 何気ない人の『動き』について、日常ではさほど意識することはないかと思います。

 一方で、人と交流しているふとした時に、「あれ、何かいつもと違う?」「元気がない?」「今日はなんだかウキウキしてみえるなぁ」など、言葉だけではない『何か』で気づく経験をしたことは、誰しもがあることと思います。

 今回はその『何か』について、『動き』から考えていきたいと思います。

 『身体心理学』という学問領域があります。その名称に、心の領域を扱う心理学領域として異質に感じる方もいるかもしれません。

 日本では、初めに原口氏が身体心理学という用語を用いました1)。その後、春木氏が研究や考察を発展させ2)3)、今日に至る学問領域となります。

 身体心理学は、人の心を理解する際、または人そのものを理解する際、一つのみかたとして『からだ』の専門家であるあはき師にとって多くの学びがある学問領域と考えます。

 春木氏はその著書の中で、生命の進化やそれまでの心理学領域の多数の研究、心理学の発展を概観し、その上で自身らの研究を基に『心』と『動き』について新たな視点を加えています。

 今回は、春木氏の論考2)3)を基に、『身体心理学』の観点より人への理解を深めたいと思います。

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