週刊あはきワールド 2020年9月16日号 No.682

「未病を治す」~身体のゆがみをなおす~操体法シリーズ 第15回

今一度復習の意味をもって「操体の運動」について述べる

 (1)北田洋三(2)稲田稔 


◎第14回 操体法の生理学的裏づけの私見(2)(鹿島田忠史・稲田稔)
◎第13回 操体法の生理学的裏づけの私見(鹿島田忠史・稲田稔)
◎第12回 操体法との出会い(黒澤一弘)
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(1)本文執筆:北田洋三(関西操体ネットワーク)
(2)豆辞典執筆:稲田稔(稲田みのる治療室)

【操体の運動と他の運動を比べて】

 操体の運動とは如何なるものか。

 他の運動とその概念や目的などを比べて考えてみると理解しやすい。

 一般に運動・活動は動物の持つ基本的特性であり、この運動・活動によってその個体の維持と機能の遂行により恒常性が保証され、生命の維持継続を可能にしている。

 現代においては運動・活動に対する理解から身体の持つ自然の法則、原則に準じて、個体の健全性を確保するためという目的が持たれており、個々の健全性を確保するということは、社会の健全性をも獲得する基本ともなる。

 様々な特徴ある運動・活動は科学の原理・原則、すなわち自然の法則に準じて実践されるものであり、「操体の運動」もその一つである。

 「操体の運動」は、身体に生じた内・外界からの不都合刺激情報により発現される、身体の形態力学的歪みを解消、予防、防止すると同時に、身体の活性化を図り、身体の健康および健全性を確保するものである。

 何よりその実践学習過程において、自らの快感覚認知を介して身体コントロールを経験し、自己の持つ自然に触れ親しむことで「生かされる自身」を体感することができる。

 「操体の運動」は、その実践方法から「操体動作」と「操体運動」に定義づけ、区分される。

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