週刊あはきワールド 2020年9月23・30日合併号 No.683

阿是指圧による体にある4つの首の治療 第34回

4の首(腰)の治療

~その8 腸腰筋(大腰筋)の筋肉検査~

日西指圧学院 小野田茂 


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腰痛治療の実際(腸腰筋への按腹によるアプローチ)

 腸腰筋への按腹によるアプローチは次の手順で行います。

①腰部の牽引
②腰部と仙骨の仰臥での指圧
③鼡径部の指圧
④膝窩部の仰臥での指圧
⑤腹部の手掌部での指圧
⑥腹部の指腹部での指圧
⑦下腹部実部の操作
⑧上腹部虚部の操作
⑨腎部の操作
⑩腹直筋の起始、停止の筋膜リリース
⑪腹直筋際の指圧
⑫腸腰筋(大腰筋)へのアプローチ
⑬腰部の牽引
⑭瞑眩ゾーンの操作
 a)胃経の足三里 
 b)後頭骨部ゾーン
 c)督脈の百会

 各テクニックを説明していく前に、今回はいくつかの腸腰筋(大腰筋)の筋肉検査を勉強しましょう。

腸腰筋の筋肉検査

 腹部治療においては、腸腰筋(大腰筋)のバランスを整えることが重要です。

 左右の腸腰筋のどちらが短縮傾向にあるかを知ることは、腹部の虚、背部の実とのバランスを整えるため、また腹部の気の流れを調節するために必要なこととも言えます。

 このバランスを整えることは、総合的な健康な身体作りを意味します。

 バランスを見るときには、

虚部(腹部)、実部(背部)のバランス
上半身、下半身のバランス
体の左右のバランス

 この3つのバランスが考えられます。

 ①は、兪穴、募穴。

 ②は、上虚下実、頭寒足熱。

 ③は、日常生活における体の使い方の癖(右利き、左利き)。

 このバランスを整えることを指圧治療によって貢献するのが、私たちの仕事です。
 

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