週刊あはきワールド 2020年10月7日号 No.684

東京2020オリンピック・パラリンピック大会に向けて 第23回

東京オリンピック・パラリンピック競技大会における新型コロナウイルス感染症対策

筑波大学オリンピック・パラリンピック総合推進室 宮本俊和 


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Ⅰ. はじめに

 第104回日本陸上競技選手権大会が、10月1日〜10月3日に新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われた。観戦者は、新潟県在住者限定で各日2000名であった。男子15種目・女子15種目は、陸上競技活動再開のガイダンスにしたがって行われた。原稿を書きながら、久しぶりにテレビで選手の活躍を観ていた。

 国内のプロスポーツは、6月19日のプロ野球に始まり、Jリーグ、大相撲、プロゴルフ、Bリーグが開催されており、海外の選手権大会も徐々に開催されている。その間、選手の新型コロナウイルス感染が報告されているが、観客数は増員されて来ている。

 日本においても、11月8日には、国立代々木競技場で国際体操連盟主催による体操の国際大会が開催される予定である。新型コロナウイルスの感染拡大により入国制限が設けられてからは、オリンピック競技で国内初の本格的な国際大会となる。海外選手の入国制限は、特例的に緩和される見込みである。

 国内外においてスポーツ大会が徐々に開催され、観戦者の人数も増加しつつある。

 一方、すでに決まっていた東京2020オリンピック・パラリンピック大会のボランティア(TOKYO 2020 Field Cast)に対して、8月、9月に「オリンピック期間」、「パラリンピック期間」における活動の意思確認が行われた。その結果、8割以上が「活動できる」と答えている。また、「選手村ポリクリニックでの医務活動参加の意向調査」も行われており、来年に行われる東京オリンピック・パラリンピックに向けた準備が稼働し始めた。

 このような状況の中で、「東京オリンピック・パラリンピック競技大会における新型コロナウイルス感染症対策調整会議」が9月4日(第1回会議)、9月23日(第2回会議)に開催された。
https://tokyo2020.org/ja/news/meeting-covid19

 今回は、会議の内容の一部を紹介する。

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