週刊あはきワールド 2020年10月14日号 No.685

しくじり症例から学ぶあはき臨床 その3

棒灸、箱灸、灸頭鍼の失敗しないやり方

~私の失敗を教訓としてください~

結(ゆい)鍼灸院院長・関西中医鍼灸研究会世話人 藤井正道 


◆温灸、棒灸の失敗しない使い方

 鍼灸院を開いて31年になります。棒灸や灸頭鍼を多用し始めた当初は、患者さんに火傷を負わせることが何度かありました。その頃は「先生も一生懸命やってくれているから」と患者さんも牧歌的対応で済んでいました。今火傷を負わせると大変そうなので、温灸を使うことを躊躇する先生方も多いことでしょう。でもこの小文を読んでいただければ大丈夫です。

 棒灸は手に持って施術する場合と設置する場合があります。手に持つ場合は特に注意はいりません。棒灸ホルダー等を使って患者さんの身体に設置する時に火傷に注意が必要です。


図1 網付き棒灸ホルダー














 当初は背面を治療する時は うつ伏せでした。みなさんが使っているやり方です。この時は図1の網付き棒灸ホルダーを使っていました。普通の棒灸ホルダーだと灰が落ちて熱いからです。
 

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