週刊あはきワールド 2020年10月14日号 No.685

『素問』 を読もう! 第5回

生気通天論篇(人の生気は天地に通じる)第3

欅鍼灸院 名越礼子 


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黄帝古くから、生命の根本は天に通じるといわれており、それはつまり、生命の根本は実は陰陽にある、ということだ。天地の間、六合の内(上下と四方)、その気は九州(全土)に及び、人体においては、九竅(きょう)(耳、目、口、鼻の七竅と尿道口及び肛門)、五臓、十二節(左右の肩、肘、腕、股、膝、踝)、いずれも天の気に通じている。それは五臓の気を生じ、天気、地気、運気を動かしており、これに随わないなら、邪気は人を侵(おか)してしまう。春の晴天の気は、清浄であり、このような環境であれば人の生気も天に通じ、四時の気に順じる。四時の変化の規律を掌握していれば、好ましい養生の道を得ることができ、賊邪といえども、人を害することはできない。聖人は生気を伝授し、天の気に服するので、自然の規律に通じるようになる。
 

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