週刊あはきワールド 2020年10月21日号 No.686

臨床万事塞翁が馬 その29

私が『大先生』に成った日!

大阪漢方鍼医会 森本繁太郎 


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1.取るに足らない話ではあるものの

 本日は、臨床をある程度の期間続けてさえいらっしゃれば、誰もが必ずと言っても良いほど経験されるであろう、取るに足らない話でもいたしましょうかね。

 もし皆様の中にまだこの事を経験されていない方がいらっしゃったとしても、普通にやっておられれば間違いなく出くわすものですから、出くわすまで鍼灸の治療をお続けくださいませ。

 そう言えば、「人生で絶対に失敗をしない方法とは、成功するまでそれをやり続ける事」だそうですので、そのような方々には必ずこの原則なるものを守っていただけたらと思うものであります。

2.腰背部痛の患者さん

 もう20年も前になるでしょうか、ある日70代前半の男性の患者さんが奥さんとともに来院されました。この奥さん、年に一度ぐらい私の治療院に来られており、「本日は主人を診てほしいので付き添いで参りました!」との事でありました。

 色々と問診をいたしましたところ、「ここ3カ月ほど腰背部痛が取れなくて困っています。一応近くの整形外科病院には2カ月間ほど通ってはみましたが、一向に楽にならないので鍼治療をすれば楽にならないかなー、と思って本日はお願いに上がりました!」との事でした。結局は一縷の望みを持って来院されたという事だったようであります。

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